http://www.matchroompool.com/usopen9ball/
【4月20日】
“2019 USオープン”の日程と会場が確定しました。うーん、来年の北海道オープンが被りそうな予感(汗)
“2019 USオープン”はイギリスのイベントプロモーター、マッチルームスポーツが開催権を買い取っておこなう大会です。詳細は下記をチェック。
紛らわしいですが、先日記事にした通り、今年の10月には“US International 9-Ball Open”という大会が昨年までとほぼ同じフォーマットで、同じ開催地(アメリカ東海岸のチェサピーク)でおこなわれます。
会場: “Mandalay Bay Resort and Casino”、ラスベガス、アメリカ
https://www.mandalaybay.com/en.html
日程: 2019年4月21~26日
http://www.matchroompool.com/news/mandalay-bay-to-stage-us-open-9-ball/
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【3月23日】
ビッグニュースです。World Cup of Pool、World Pool Mastersを主催するイギリスのイベントプロモーター、マッチルームスポーツより、USオープンの開催権利を取得したとの発表がありました。USオープンは昨年大会で第41回を迎えた、ビリヤード界随一の伝統を誇るビッグイベント。ですが近年はスポンサー獲得などに苦しみ、エントリーフィーが1,000ドルになるなど、なかなか敷居の高い大会になっていました。マッチルームスポーツはエントリーフィーに関して、「段階的に減らしていき、最終的には無料を目指す」としています。また、過去28人誕生した大会優勝者に関してはフィーを無料にするそうです。大会総賞金は30万ドル以上、としています。
開催権の移行に伴い、今年はUSオープンを開催せず、次回は2019年4月にラスベガスでおこなう予定であることが発表になっています。フォーマットは予選ダブルイリミ、決勝ベスト16からシングル、決勝以外は11先。USオープンと云えば「プレーオフなしの完全ダブルイリミ」というアメリカの伝統的スタイルを象徴するような大会でした。「地獄の敗者側一日6連戦」などは選手サイドからすればなくなるのは大歓迎なのかもしれません。
かつてマッチルームスポーツでは99年から07年まで男子の9ボール世界選手権を主催していました。高額な賞金、イベントらしい大がかりな会場設営、試合に集中出来る確かな大会運営で選手からもファンからも好評だったことを覚えています。またこれはマッチルームスポーツのイベントに共通して言えることですが、賞金の未払い遅配がないという点が素晴らしい。長年マッチルームスポーツのイベントを現地取材してきた立場からすると、今回の発表は素晴らしい!の一言ですね。マッチルームスポーツがやってくれるなら、悪い大会になるわけがありません。日程や賞金等、詳細な発表を待ちたいと思います。
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マッチルームスポーツ関連でもう一つ。ホームページに“イベントカレンダー”があったので見てみたのですが、何故か既に5月開催が発表になっているWorld Cup of Poolの記載がありません。開催キャンセルはほぼあり得ないので、まあこれに関しては単に情報更新がされていないだけだと思うのですが、興味深いのは、「10月18~21日:Efren Reyes Cup / フィリピン」という記載があること。このイベントに関しては以前にも記事にしましたが、日程&開催地が確定したということなのでしょうか。ちなみにこの日程、例年であればUSオープンが開催されていた場所ですね。こちらも公式発表を楽しみに待ちたいと思います。
2018 World Cup of Pool:日本代表は大井直幸&栗林達!
“THE EFREN REYES CUP”、2018年に開催!?
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