同学年の栗林達(Justdoit)と大井直幸(Flannel/How/Owl/Kokokarada/斬)は言わずと知れた日本のトッププレイヤー。過去3回、World Cup of Poolでペアとしても戦った二人だが、対戦成績では意外なほどの大差。
2012年以降、昨日の北陸オープン決勝前まででなんと大井の7勝0敗。そのうち4回が2015年の北陸も含めて決勝対決なのが二人の凄いところ。栗林、今回の決勝は2011年以来となる大井戦での白星となった。これで今季の栗林は関西OP、九州OP、北陸OPと、全国オープン3勝。
また、栗林は今回が5度目の北陸OP決勝戦。これまでの4回は、08年(柯乗逸)、09年(柯乗逸)、15年(大井直幸)、16年(土方隼斗)。中でも16年決勝での幻のゲームボール(9番をキャノンで行ってスクラッチ)は記憶に新しいところ。ちなみに北陸男子での最多決勝進出回数は大井直幸の6回(4勝)だ。最多勝は大井直幸と高橋邦彦(BanBan)の5回。
今年の男子トップ4、栗林達、大井直幸、土方隼斗(Mezz/Kokokarada/Justdoit/斬)、小川徳郎(Adam)は全て東日本所属。今年、全国オープンでトップ4が東日本の独占となるのは、九州OP、東海GPに続いて3回目。
女子優勝の河原千尋(Mezz/Owl/斬)は2009年以来の大会2勝目。今季は関西OP、全日本女子ツアー第2戦(京都)&第3戦(東京)に勝ち、これで今季4勝目。直近の2試合は、全日本女子ツアー第4戦(北海道)では栗林美幸(Mezz/Justdoit/斬)に、東海GPでは平口結貴(Mezz/ER-Sports/Kokokarada)に、それぞれ決勝で苦杯。今回は決勝&準決勝でその二人にリベンジを果たした形。河原は9月のチャイナオープンでも5位タイに入り、今季のJPBAランキング1位はほぼ確定と言える状況だ。JPBA女子の次戦は今週末の九州レディースオープンだ。
※ 男女決勝はCBNTのみでの配信になります。
第32回 北陸オープン:男子は栗林が初優勝!女子は河原が2勝目!
…………………………
002018-10-@@@