【Gina #1907(本体シリアル 97-I-283)のご紹介】
50周年記念モデルを最後に巷で囁かれる引退説。
数々の魅力的な作品を送り出してきた
名匠Ernie Gutierrez。
その存在感はすでに伝説と言っても過言ではない。
すべてにおいて計算しつくされたその完成度は
他を圧倒する。
Gina Cueの歴史を振り返ってみれば
その名匠たる所以は容易に想像がつく。
バラブシュカの2年後、
ザンボッティより8年も早くからキュー製作を始めた
貴金属をふんだんに使用した高級感と、
そのプレーアビリティの高さから、
1970年代初頭には、
多くのトーナメントプレイヤーが争って
このジナキューを使用していた。
現代でもプレイヤー、コレクター問わず高い人気が
衰えることはない。
そして今回ご紹介させていただくジナキューを見れば、
97年製とは思えないほど見事なコンディションを
維持している。
ブラック・ホワイト・シルバーのシックでありながら
ゴージャスな演出の8剣の作品。
特にシルバーをふんだんに使用した
ハイエンドのスペシャルモデルは所有感を存分に
満足させてくれる。
それにしても剣先の仕上がり具合や、
シルバーインレイの縁取りなど
その精度は何度見ても驚愕と尊敬と賞賛に値する。
まだまだGina Cueの伝説は終わることがなさそうだ。
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03-MEZZ-F / Predator