昨年まで“WPA男子9ボール世界選手権のトーナメントディレクター”を務められていた藤間一男氏が、ブログで回顧録をスタートされました。
私が最初に藤間さんにお会いしたのは2005年3月のシンガポールだったと記憶していますが、その時は「アジア9ボールツアー第1戦」でトーナメントディレクターをされていました。以来今日まで10年以上にわたって親しくさせて頂いていますが、藤間さんの驚異的なバイタリティにはただただ頭が下がるばかりです。今回使用している3枚の写真は2013年の世界選手権で撮影したものですが、藤間さんはただ一人でパソコンを駆使して世界選手権を運営をされていました。トーナメント表に結果を打ち込む藤間さんには、海外プレイヤーがひっきりなしに質問に来ますから毎日が大忙し。その隣りにいるサポート役のアラブ人（会場のライブスコア担当）は、自分の仕事そっちのけでiPhoneに夢中……。国際大会で自らが英語を話してプレイヤーズミーティングを仕切る、こんなことが出来る人は今の日本に藤間さんしかいませんし、恐らくこれからも現れないでしょう。『日本のポケットビリヤードの父』と言って過言ではない藤間さんの貴重な記録を、是非お読み下さい。
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