アルビン・オーシャンの優勝コメント(意訳);
「決勝でボーニングの出来があまり良くないのは予想外でした。それがプレッシャーによるものだったのか、単に調子が悪かったのかはわからないけど、それで序盤に大きなリードを奪えて、最後まで行ききることが出来ました。」
「私はいつも自分が誰なのかを周囲にわからせたかった。幼い時から名前すら呼ばれず、周りは私をいつも“ジャスミンの弟”と呼んでいた。二年前ここで準優勝して、ようやく姉の影から逃れることが出来たと思う。」
「二年前、決勝でフェイエンに負けた時は本当に落ち込んで、家で泣き叫びました。でも私はそれを受け入れ、試合に戻り、プレーに集中しなければいけなかった。去年のチャイナオープンに勝った時、私は自分が以前の戦える状態に戻り、チャンスがあれば今度は世界タイトルを取れるだろうと思いました。今、それを成し遂げることが出来て幸せだし、自分を誇りに思います。」
「毎試合前に、私は必ず子供の写真と彼女からのメッセージを見ます。それらがいつも私を見守っていてくれるからです。ここ数年、私は今日の決勝最終ラックのような極限のプレッシャーの中でも自分が冷静にプレー出来るように練習してきました。私はいつもこの勝利の瞬間を夢見て来て、そして今日それを手にすることが出来ました。まだ実感が沸きませんが、おそらく数日すればこみ上げて来て、きっとそれは素晴らしい時間になるでしょう。」
http://www.wpa-pool.com/web/index.asp?id=17&pagetype=event_news&eventid=246&eventnewsid=235
https://www.youtube.com/watch?v=wEmxTJFeAYw
【決勝(13先交互)】
A・オーシャン W-6 S・V・ボーニング(Cuetec)
1990年生まれ、この8月14日で26歳になるオーストリアのアルビン・オーシャンが新9ボール世界チャンピオンに!! 2010年に女子10ボールで世界チャンピオンになった偉大な姉、ジャスミン・オーシャン(Predator)に遂に並びました。もうジャスミンの弟とは言わせない! 姉弟で世界チャンピオンはもちろんWPA初! おめでとう、アルビン! それにしてもヨーロッパ勢が9ボール世界選手権は強い。12年のダレン・アプルトン(Predator)、13年のトースティン・ホーマン(Kamui)、14年のニールス・フェイエン(Kamui)に次いで、ここ5年間で4人目のチャンピオン誕生です。8月25日からは連覇がかかったチャイナオープンも始まります。いやあ、生でアルビン・オーシャンを見たくなっちゃいました(o^^o)
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↑↑↑ 決勝はラックバイラック ↑↑↑
※ 下記表記は日本時間。
(ネットライブ)http://shoof.alkass.net/shoof/play.php?id=QVprYXNSRGtuYXZ3dz0q
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(スコア速報)http://9ballpool.co.uk/tmp/wpc2016/last64.php
(スコア速報)http://www.online-brackets.com/view/user/wpc9ball/1010
オーストリア vs フィリピン! アメリカ vs 台湾!
波乱の連続に見えた今大会ですが、ベスト4はやはり実績のあるメンバーが勝ち上がって来ました。
パグラヤン以外が勝てば初の世界タイトル奪取です。
USオープンチャンピオンが3名!
【ベスト4】
4日17時~ 11先交互ブレイク
A・オーシャン W-4 A・パグラヤン
S・V・ボーニング(Cuetec) W-9 鄭喻軒
※ オーシャンは14年準優勝
※ パグラヤンは04年優勝、03年準優勝。05年USオープン優勝
※ ボーニングは15年準優勝。07&12~14年USオープン優勝
※ 鄭喻軒は15年USオープン優勝
【ベスト8】
ジェイソン・ショウ 7-W A・オーシャン
A・パグラヤン W-10 柯乗中
アレキサンダー・カザキス 9-W S・V・ボーニング(Cuetec)
デニス・グレイブ 3-W 鄭喻軒
【ベスト16】
ジェイソン・ショウ W-10 ARTEM KOSHOVOJ
マリオ・ヒー(Mezz) 9-W A・オーシャン
※ オーシャンは14年準優勝
A・パグラヤン W-7 S.M.BEWI
※ パグラヤンは04年優勝、03年準優勝
カルロ・ビアド 9-W 柯乗中
※ ビアドは15年10ボール世界選手権準優勝
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アレキサンダー・カザキス W-7 CHU BING JIE
S・V・ボーニング(Cuetec) W-5 OMAR AL SHAHEEN
※ ボーニングは15年準優勝
デニス・グレイブ W-6 ダリル・ピーチ(Kamui)
※ ピーチは07年優勝
鄭喻軒 W-8 党金虎
※ 鄭喻軒は15年USオープン優勝
赤狩山幸男(Bagus/Justdoit/Kamui/T2F/Throuth)、33位タイで終了
川端聡(Adam)、33位タイで終了
羅立文(K.Andy/Justdoit/Kokokarada/PoolLabo)、17位タイで終了
※ 下記表記は日本時間。11先交互ブレイク。
【ベスト32】
8月2日21時~
羅立文 6-W ダリル・ピーチ
【ベスト64】
8月2日16時~
川端聡 7-W 張榮麟
8月2日18時30分~
羅立文 W-10 楊清順
赤狩山幸男 4-W 劉海濤
https://twitter.com/rackbyrack
【ベスト64】
柯乗逸 vs ジェイソン・ショウ
※ 柯乗逸は15年優勝、15年10ボール世界選手権優勝
T・ホーマン(Kamui) vs D・オルコロ(Hirano)
※ ホーマンは13年優勝。オルコロは11年8ボール世界選手権優勝
張榮麟 vs 川端聡(Adam)
※ 張榮麟は12年8ボール世界選手権優勝
ヨハン・チュア vs ARTEM KOSHOVOJ
※ ヨハン・チュアは15年全日本選手権優勝
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CHU HONG MING vs ラルフ・スーケー(Kamui)
※ スーケーは96年優勝、06年準優勝。今年は??
ルスラン・チナコフ vs マリオ・ヒー(Mezz)
F・サンチェス vs HAMZA M.SAEED
A・オーシャン vs J・イグナシオ(K.Andy/Kamui)
※ オーシャンは14年準優勝
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ZHOU LONG vs 張玉龍
A・パグラヤン vs I・A・ナスティオン
※ パグラヤンは04年優勝、03年準優勝
K・ボーイズ(Predator) vs S.M.BEWI
※ ボーイズは10年8ボール世界選手権優勝
トウ・リャンハン vs MD ALMIN
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R・ガレゴ(Predator/Hirano) vs カルロ・ビアド
※ ビアドは15年10ボール世界選手権準優勝
デイビッド・アルケイド vs ジョン・ヨンファ
ニコス・エコノモポロス vs J・デルーナ(Mezz)
柯乗中 vs WOJCIECH SZEWCZK
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劉海濤 vs 赤狩山幸男(Bagus/Justdoit/Kamui/T2F/Throuth)
※ 赤狩山幸男は11年優勝
アレキサンダー・カザキス vs オスカー・ドミンゲス
CHU BING JIE vs AHMED M.SALAH
CHEN CHIA HSIEH vs カロル・スコベルスキ
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ワレン・キアムコ vs S・V・ボーニング(Cuetec)
※ ボーニングは15年準優勝
WU KUN LIN vs ABDUL RAHMAN AL AMAR
F・ディアズ・ピサロ vs OMAR AL SHAHEEN
ローマン・ハイブラー vs SALAH AL REMAWI
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呉珈慶 vs ニールス・フェイエン(Kamui)
※ 呉珈慶は05年優勝、フェイエンは14年優勝
デニス・グレイブ vs ミエシコ・フォルトゥンスキ
李赫文 vs ダリル・ピーチ(Kamui)
※ 李赫文は12年準優勝。ピーチは07年優勝
羅立文(K.Andy/Justdoit/Kokokarada/PoolLabo) vs 楊清順
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リー・ヴァン・コルテッザ vs 鄭喻軒
※ 鄭喻軒は15年USオープン優勝
K・ステファノフ(Kamui) vs マテウス・スニーガキ(Mezz)
党金虎 vs ロベルト・ゴメス(kamui)
韓皓翔 vs ALI MAGHSOUD
※ 01年優勝のミカ・イモネン(Mezz/Kamui)、12年優勝のダレン・アプルトン(Predator)は共にグループ敗退
https://www.youtube.com/watch?v=3W5-Z2eBAaY
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※ 下記表記は日本時間。9先交互ブレイク。
8月1日16時~
【6組・敗最終】大井直幸 1-W ジェフリー・デルーナ
http://www.online-brackets.com/view/989
大井直幸は大会終了です。
8月1日18時~
【9組・敗最終】川端聡 W-7 JALAL YOUSUF
http://www.online-brackets.com/view/986
【10組・敗最終】竹中寛 7-W ALI MAGHSOUD
http://www.online-brackets.com/view/985
【12組・敗最終】土方隼斗 8-W カルロ・ビアド
http://www.online-brackets.com/view/983
【14組・敗最終】赤狩山幸男 W-1 MARCO TEUTSCHER
http://www.online-brackets.com/view/981
赤狩山幸男、川端聡、ベスト64進出!! 土方隼斗、竹中寛は大会終了です。
【Online Brackets】
http://www.online-brackets.com/view/user/wpc9ball
…………………………
31日16時~
【5組・敗1】青木亮二 8-W KOSHOVOJ ARTEM
http://www.online-brackets.com/view/990
【6組・敗1】大井直幸 W-2 MOHAMMAD SAEED
http://www.online-brackets.com/view/989
大井直幸は敗者最終進出。青木亮二は大会終了です。
31日18時~
【9組・敗1】川端聡 W-6 ABDUL LATIF AL FAWAL
http://www.online-brackets.com/view/986
【10組・敗1】竹中寛 W-3 NADIM OKBANI
http://www.online-brackets.com/view/985
【13組・敗1】栗林達 7-W マテウス・スニーガキ
http://www.online-brackets.com/view/982
川端聡、竹中寛は敗者最終進出。栗林達は大会終了です。
31日22時~
【12組・勝最終】土方隼斗 3-W DIAZ PIZZARRO FRANSICO
http://www.online-brackets.com/view/983
【14組・勝最終】羅立文 W-5 赤狩山幸男
http://www.online-brackets.com/view/981
羅立文、ベスト64進出!! 土方隼斗、赤狩山幸男は敗者最終へ。
…………………………
30日18時~
【5組】青木亮二 2-W ZHOU LONG
http://www.online-brackets.com/view/990
【6組】大井直幸 8-W HAMZAA M SAEED ALI
http://www.online-brackets.com/view/989
30日20時~
【9組】川端聡 7-W アレキサンダー・カザキス
http://www.online-brackets.com/view/986
【10組】竹中寛 5-W BAUTISTA RUBEN
http://www.online-brackets.com/view/985
【12組】土方隼斗 W-7 N・ヴァンデンバーグ
http://www.online-brackets.com/view/983
30日22時~
【13組】栗林達 2-W デニス・グレイブ
http://www.online-brackets.com/view/982
【14組】羅立文 W-3 ARIEL CASTO
【14組】赤狩山幸男 W-5 S・V・ボーニング
http://www.online-brackets.com/view/981
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※ 時差は日本-6時間。日本時間30日16時は、現地時間30日10時になります。
7月30日(土)……勝者1回戦
7月31日(日)……勝者最終 / 敗者1回戦
8月1日(月)……敗者最終
8月2日(火)……ベスト64 / ベスト32
8月3日(水)……ベスト16 / ベスト8
8月4日(木)……ベスト4 / 決勝
【ネットライブに関してのWPAからの説明】
昨日WPAのフェイスブックに、今年の男子9ボール世界選手権において、無料ネットライブがおこなわれないことに関しての説明がアップされていました。以下、要約すると、
※ ここ2年、配信の実務を担当していたKOZOOMは今年もこれまで同様に配信する準備を進めていた。
※ KOZOOMとしては、無料配信にするとサーバーに大量のアクセスが集中するため、有料での配信を希望していた。昨年の決勝でもアクセス過多からサーバーがダウンするトラブルが起きている。
※ しかし主催者であるカタール協会は無料での配信を望み、有料での配信にOKを出さなかったで、今回KOZOOMでのネット配信はなくなった。
と、簡単にまとめると以上のような経緯があったと説明されています。もちろん、安く(無料で)視聴出来るのにこしたことはありませんが、一ファンとしては配信がなくなってしまうのが一番痛い。キャロムの試合の配信を中心に会員制の有料サイトを運営しているKOZOOMとしても、想定外のアクセス集中に備えるほどのサーバー強化は出来なかったのでしょう。言わずもがなですが、昔と違いネットでの動画視聴の中心はパソコンからより手軽なスマートフォンに移り、全世界でスマホの台数は増え続けていますから、昨年決勝以上にアクセスが集中する事態も想定できるわけです。過度のアクセスを心配するKOZOOM主張ももっともです。残念ながら、この文書では何故カタール協会が無料配信こだわったかには触れていません。
ただ、現地ではKOZOOM参入以前におこなわれていた、地元テレビ局によるネット配信も検討されているようです。もしかしたら準決勝や決勝くらいから、ネットライブが見れるようになるかもしれませんので、期待しましょう。
現地では本日29日はプレイヤーズミーティング&抽選がおこなわれ、明日30日よりステージ2がスタートします。JPBAからはシード3名にS1通過5名を合わせて、計8名がステージ2に出場します。
【JPBA・ステージ2】
* 大井直幸(Flannel/Exceed/OWL/Kokokarada)……APBUシード
* 羅立文(K.Andy/Justdoit/Kokokarada/PoolLabo)……APBUシード
* 川端聡(Adam)……スポンサーシード
* 土方隼斗(Mezz/Kokokarada/Justdoit)……S1通過
* 栗林達(Justdoit/Mezz)……S1通過
* 竹中寛(Flannel/Owl/Excced)……S1通過
* 赤狩山幸男(Bagus/Justdoit/Kamui/T2F/Throuth)……S1通過
* 青木亮二(Kokokarada/Throuth)……S1通過
…………………………
大会期間: 2016年7月25日~8月4日
※ 時差は日本-6時間。日本時間24日23時は、現地時間24日17時になります。
開催地: ドーハ、カタール
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04-EX-F—PO